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【話題の焦点】
2008年2月20日 掲載
ギョーザより怖い 水産食品薬物汚染

しめサバよ、お前もか…

 ギョーザの次は“毒サバ”だ。中国で加工されたスシ用の冷凍しめサバから、基準値の14倍もの有機リン系殺虫剤「ジクロルボス」が検出された。奇妙なのは、なぜ水産食品から出てきたのか。毒サバが見つかった香川の業者も、「魚から出てくるとは想定していなかった」と驚いたほどだ。
 しかし厚労省によると、魚介類から殺虫剤が見つかったのは今回が初めてじゃないという。
「過去にも中国産ウナギから殺虫剤が検出されたことがあります。アサリからも出てきました。どんなルートで殺虫剤が付いたかは不明ですが、養殖場付近の農場でまかれた殺虫剤が流れ込んだ可能性も考えられます」(輸入食品安全対策室)

●中国以外にも危ない国はゾロゾロ
 これでは、おちおちスシも食べられないが、水産物で危ないのは殺虫剤だけじゃない。「食品と暮らしの安全」編集長の小若順一氏が言う。
「魚介類で怖いのは抗生物質です。病気を防ぐために使うもので、中国の養殖場のウナギなどは常時5種類くらいの大量の薬物が投与されています。たまにエビアレルギーに悩んでいる人がいますが、実は抗菌剤などによる『薬物アレルギー』の疑いが強いのです」
 つまり魚介類は、内からは抗生物質、外からは殺虫剤で汚染されている危険性があるのだ。
 さらに、中国で加工されたからヤバイとも限らない。今回の毒サバの原産国はデンマークだった。中国で最終加工されたため「生産地・中国」と表示されているが、デンマークで殺虫剤が付着した可能性もある。
「海外からの輸入検疫の違反率は、エクアドルが27%と最多で、フィリピン2%、ベトナム1.6%、米国1.3%と続きます。危険視されている中国は0.58%で12位です。危ない国はほかにもあるのです」(小若順一氏=前出)
 一体、何を食べたらいいのやら……。



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