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【話題の焦点】 2007年10月26日 掲載
「働き者」より「できる奴」を目指そう全米ベストセラーの著者ティモシー・フェリス氏が提案 毎日コツコツと仕事をこなし、残業も休日出勤もいとわない。たしかにあなたは「働き者」だ。しかし、それに見合う評価を会社から得ているだろうか。多分、大いに不満なはずだ。米国でベストセラーとなり、世界23カ国で翻訳されている「なぜ、週4時間働くだけでお金持ちになれるのか?」(青志社)の著者、ティモシー・フェリス氏は「ビジネスで求められるのは『働き者』ではなく『できる奴』です」と言う。 ●時間と成果 ――働き者とできる奴はどう違うのですか。 「働き者は働いた時間と量で自分の仕事を評価しますが、できる奴が評価の基準にするのは、いかに効率的に目標とされる結果を出したかということです。 たとえば、ものすごくたくさんの客を訪問して回るセールスマンは働き者です。でも、時間がたくさんかかる仕事が、必ずしも重要というわけではありませんよね。一方、多くの客の中から契約に最も近い存在を見つけ出し、短い時間で集中的に売り込みをかけるのが、できる奴の仕事ぶりということになります。働き者ではなく、できる奴を目指せば、もっと短時間で成果を挙げ、自分の時間もつくれるはずです」 ●80%を集中 ――では、できる奴になるにはどうしたらいいのでしょう。 「私にもこんな経験があります。120以上ある自分の顧客について分析したところ、売り上げの95%をもたらしていたのは、そのうちのわずか5社だったんです。ところが、私はその5社以外の顧客を追いかけることに98%の時間を費やしていました。 そこで、顧客に対し、すべて同じように接することはやめ、上位5社から大口注文を受けることに注力しました。すると、売り上げは2倍になり、労働時間も大幅に減りました。やるべきこととどうでもいいことをはっきり分け、やるべきことに80%の時間と努力を集中するのです」 ●いくつかのヒント ――毎日の仕事の中にもできる奴になるためのヒントはありますか。 「いくつかありますね。まず仕事に優先順位をつけて、1日にやるべき重要なことは2件までに絞ること。そして、2つのうちより重要なほうを午前中に片付けてしまう。昼食で仕事が中断されると、再開後の効率がガクンと落ちるからです。 また、メールの確認や制作は1日2回に決めてしまう。これまた仕事を中断されないためですが、実際、午前11時と午後3時にチェックすれば、十分に用は足りるはずです。Eメール自動返信システムを使って、相手方に“11時と3時に見ます。緊急の場合は次の電話へ”というメッセージを入れておけばいいのです。 会議やミーティングも終了時間を決めてから開けば、ムダなおしゃべりはなくなります。仕事中の電話で世間話はしない。たとえ仕事が途中であっても定時になったら退社する。こうしたことを習慣にすれば、本当に成果の挙がる仕事だけを、限られた時間で片付けられるようになるでしょう。それは、できる奴へ大きく踏み出したということなのです」 ●本当の豊かさ ――できる奴を目指せば自分の時間も増える? 「ニューリッチというのは、ただたくさんおカネを持っているという意味ではありません。時間単位で計算したときの収入が高く、その分、自分の時間もたくさん持っているというのが、本当の豊かさなのではないでしょうか」 |
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