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【話題の焦点】
2006年3月27日 掲載
「韓流」スポーツ大活躍の「秘密」

WBCもトリノも全米ゴルフも…

 このところ、スポーツ界での韓国の活躍が目立つ。WBCでは王ジャパンに2勝1敗と勝ち越した韓国は、今でも「オレたちこそ、真の世界一」と息巻いている。
 トリノ五輪ではアジア最高のメダル11個を獲得。女子フィギュアの世界ジュニア選手権では、キム・ヨナが浅田真央との15歳対決を制したし、宮里藍が参加中の米女子ゴルフツアーは開幕戦の金珠美に続き、第2戦もミーナ・リーが優勝。どの大会でも韓国勢が必ず上位に食い込んでいる。
 スポーツ界も「韓流」が席巻しそうな勢いである。
「ところが今や韓国のスポーツ界は危機的状況」と、韓国スポーツ事情に詳しいスポーツライターの大島裕史氏がこう言う。
「先日のWBCも、シリに火が付いたプロ選手たちが発奮したのが真相です。韓国プロ野球の人気低迷は日本以上で全8チームの昨年の総観客動員数はわずか338万人。阪神1球団と同じレベルです。WBCの舞台で無残な結果を残せば、完全にファンに見放されると焦った韓国球界が全面支援。金寅植代表監督をはじめ、プロ球団の現役監督4人が首脳陣入りして意気込みが違っていました」
 韓国の人口は4600万人で日本の3分の1程度。国民1人あたりのGDPも約1万4800ドルと日本の40%に過ぎない。米国や日本並みの入場料収入を稼ごうにもハナから無理があるのだ。
「だから韓国でプロを目指す選手は常に世界を意識しています。また、政府のスポーツ強化政策も独特で、必ずメダルが取れそうな五輪競技に集中して力を入れています。トリノでも“国策競技”だったショートトラックで、男女8種目中6種目で金メダルを獲得。得意競技でメダルを独占できたのが躍進の理由です」(前出の大島裕史氏)
 一点集中とハングリー精神。連盟幹部のスポーツ利権が目立つ、ベタな日本スポーツ界とは戦略が違うということだ。



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