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【この人物のオモテとウラ】
2006年3月8日 掲載
藤本勝司(日本板硝子社長)

「娘は千秋」ばかりが話題になる秀才社長の偉業

●世界一の板ガラス会社の社長
 どうにも意外な取り合わせなのである。日本板硝子の藤本勝司社長(62)とタレントの千秋のことだ。
 さる2月27日、藤本社長が英大手板ガラスメーカー「ピルキントン」を買収すると発表。産業界では、世界第6位の板ガラスメーカーが、3位の英国企業をのみ込むM&Aとして話題になった。が、それだけではない。
「むしろ注目されているのは、藤本社長が千秋の父親だということ。千秋の夫であるココリコの遠藤にとって義理の父親。あの2人の父親が、こんな名だたる名門企業の社長だとは。買収が成功すれば、世界一の板ガラス会社の社長とその娘夫婦ということになるのですからね」(芸能記者)
 投資総額6160億円。日本企業による単独の買収・資本参加としては、過去5番目の規模だという。買収後は、藤本社長自らピルキントン社に役員として乗り込む予定。あの千秋の父親が、そんなやり手の有名経営者なのだ。いったいどんな親子なのか。

●教授と社長が親戚にズラリ
 藤本社長は1943年7月28日兵庫県生まれ。京都大学大学院を卒業した秀才で、68年4月に日本板硝子に入社している。
「千秋は千葉県で生まれ育っていますが、両親はともに兵庫出身。親戚はみな近所に住んでいたそうです。彼女が幼い頃、両方の実家によく里帰りしていたらしいが、彼女はそれが嫌でたまらなかったといいます」(芸能リポーター)
 というのも、親戚はみなエリート家系だったからだとか。父親のみならず、伯父や伯母もみな一流大学を卒業し、大学教授や弁護士、大企業の社長や新聞記者などばかりだったという。
「両親はともに末っ子だったので、いとこは年上ばかりだったが、子供たちは東大に行くのが当たり前。最低でも父親の通った京大に入らなければならない、という雰囲気だったらしい。当然、千秋も両親から期待されていたわけです」(芸能リポーター=前出)

●反抗期の娘に手を焼いたことも
 小学4年生の頃には、母親が経営していた英語塾に無理やり入れさせられ、進学塾にも通った。が、中学校時代に反抗期を迎え、結局芸能界入り。一方、父親はといえば、日本板硝子でトントン拍子に出世。98年に重役になり、ITをはじめとした情報電子事業部門の責任者として、頭角を現す。02年に常務、04年に代表取締役社長に就任した。で、このたびの買収作戦に打って出たのである。
「一時は親子関係もギクシャクしていたが、千秋がココリコの遠藤と結婚する時にはすっかり打ち解け、親戚も結婚式に出席していました。日本板硝子は今回の買収に成功すれば、旭硝子と並んで世界のトップシェアに躍り出る。千秋たちはその社長の子供というセレブ夫婦になるわけです」(経営評論家)
 人は見かけによらない、の典型か。



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