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【行く人 来る人】 【野球】
2009年11月13日 掲載
オビスポの話し相手会田有志(巨人・投手) わずか4年で引退を決意した。新人時にアンダースローに転向。2年目の07年はリリーフとして一軍で活躍した。元ヤクルト投手の父とともに挙げた一軍親子勝利は史上初。08年は鳴かず飛ばずに終わり、オフにはドミニカ共和国のウインターリーグに約1カ月の武者修行に出た。「2種類のカーブを覚えた」と得意げだったが、結局、今季一軍で披露する機会は一度もなかった。 巨人は現在、ラミレス、ゴンザレス、オビスポ、ロメロら、スペイン語圏の中南米出身選手が多く在籍する。ドミニカから帰国後、会田はスペイン語に興味を持った。 勉強を始めると積極的にオビスポに話しかけた。まずは「オラ!」と挨拶。寂しがり屋のオビスポは喜び、「オラ!」と返した。それからというもの、二軍が練習するジャイアンツ球場では片言のスペイン語でオビスポと談笑する会田の姿がよく見られるようになった。今や最低限の会話ができるようになったという会田が、オビスポの今季のブレークを支えた陰の立役者かもしれない。 一方、日本人選手とはあまりつるまない。同僚に「変人」と呼ばれることもあった。仲がいいのはオビスポ、李スンヨプ、バーンサイドと外国人ばかり。エース格のゴンザレスのプエルトリコの自宅をオフに訪れる約束を交わし、喜んでいたこともある。 25歳で二軍のトレーニングコーチ補佐に就任。「もともと人に教えるのが好き」とは言うが、一癖も二癖もある巨人の猛者たちに、実績もない25歳が教えることは簡単ではない。 |
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