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【この人物のオモテとウラ】 2008年7月4日 掲載
塚本高史(俳優)「アイドル顔」の裏に潜む“硬派” ●話題の「監査法人」で難役に 「ただのジャリタレかと思ったら、案外やるじゃないか」――これが正直な感想だ。 サラリーマンの間で話題のドラマ「監査法人」(NHK)で主役の公認会計士・若杉健司を演じる塚本高史(25)だ。同ドラマは昨年、話題になった「ハゲタカ」と同じ土曜ドラマ枠。テレビドラマで公認会計士が主人公になるのは初めてのことという。しかも、若杉の勤務する「ジャパン監査法人」には“厳格審査派”と“馴(な)れ合い派”があって、厳格派に属する若杉が、審査を任された食品メーカーをめぐって「会社をつぶすべきか」「存続させるべきか」でギリギリまで追い詰められるというシリアスなストーリー。当然、「大人の男」が視聴対象で、初回こそ「シリアスな役どころを演じるにはちょっと童顔過ぎないか」が率直な感想だったが、徐々に存在感を増している。 「ただのジャリタレ」は大いなる誤解。実はすでにデビュー10年の中堅で、テレビの連続ドラマこそ初主演だが、これまで映画25本、ドラマ45本に出演している。桜田淳子や松田聖子らを“輩出”した大手プロのオーディションに合格したのが14歳。翌年、ドラマデビューし、00年には深作欣二監督の「バトル・ロワイアル」に出演している。「男子19番」という生徒役だったけど……。お茶の間で知られるようになったのは02年の「木更津キャッツアイ」(TBS)だろう。チャラけた三枚目(アニ役)として女子高生たちの話題をさらった。 すでに子持ち。昨年5月に8歳上の一般女性と結婚し、4カ月後に女児を授かっている。 チャラけたイメージと裏腹に、実物は案外“硬派”なようである。 「ザ・芸能人というのが一番嫌い。芸能人が集まるクラブなんか絶対行かない」「(家族を)隠すわけじゃないけど、仕事とプライベートは区別する。家族は守るものだから」など、「アイドル顔」からは想像もつかない潔いセリフがインタビューのたびに飛び出す。 どうやら、「監査法人」の若杉の方が実物の塚本に近いようだ。 「本人は『バトル・ロワイアル』で深作監督と出会ったことが“大きな転機だった”と振り返っています。それまでは“こんな仕事、どこが面白いのか”と内心思っていたが、以後は芝居を真面目に考えるようになったと言っています。若手には珍しい“性格俳優”です」(芸能記者) 全6話のうち5日が4話目。担当する食品メーカーの裏にいる銀行幹部の自殺、“馴れ合い派”先輩の失踪など、ストーリーはいよいよ佳境に入っていく。今なら同僚の話題にまだ追いつく。 |
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