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【この人物のオモテとウラ】 2008年3月28日 掲載
ユースケ・サンタマリア(タレント)「安パイ」という新しい生き方 ●“芸風”をドンピシャと言い当てたランキング 思えばつかみどころのないタレントだ。取り立ててイケメンというわけでもないし、キレのいいギャグをかますわけでもない。かといって、しゃべりが達者かというと、これも違う。そんな芸能界のポジションを見事に言い当てたランキングが目に留まった。オリコンスタイルが22日に発表した「合コンに助っ人として来て欲しい男性有名人ランキング」。ナイナイの岡村隆史や「テキトー男」高田純次、SMAPの草ナギ剛、「オッパッピ」の小島よしおらを抑えて見事1位に輝いた。ランキングではほかに石田純一や松岡修造も入っていた。が、石田や松岡では「助っ人」どころか、ヘタをすると“お持ち帰り”されてしまう。岡村や小島だって、最近のお笑いブームを見れば、「安パイ」と見るにはギリギリのところだ。そこへいくと、この男なら、場を盛り上げるだけ盛り上げて、帰りはひとり寂しく……という安心感がある。芸能界での立ち位置もまさにそんなところ。狙っているとしたら、天才的だ。 芸能界入りしてからの歩みを見ても、どこを目指しているのか、ますます分からなくなる。今でこそ、司会で活躍、俳優としても、映画「交渉人 真下正義」で主演男優賞を獲得しているが、もともとはミュージシャンだった。高校時代にアマチュアバンドを組みボーカルを担当。高卒後、別のロックバンドを組み、地元・大分ではちょっとした有名人だった。が、広い東京を夢見て上京、新たに14人のラテンバンド「BINGO BONGO」を組み、ボーカル兼司会を担当した。現在の芸名はこのときにつけた。本名・中山裕介だが、「顔も名前もインパクトが足りない」とラテン風な名前にしたのだとか。94年にはメジャーデビューを果たし、CDもリリースしている。 それがどうして現在の地位にあるのか。 「フジテレビのプロデューサー・亀山千広氏に目をかけられたことが大きい。コンサートのMCやラジオ出演の際のしゃべりを面白がられ、亀山が制作する『踊る大捜査線』に起用された。そこから、バラエティー、司会へと芸域を広げたのです」(芸能記者) 司会の“芸風”も独特だ。特にハイテンションというわけでもないし、面白いことを言うわけでもない。最近はむしろ、ダラダラとしたヤル気のなさがウリになっている。同じ「テキトー」でも、高田純次と大いに違うところだ。どこで編み出したのか。本人はかつて新聞のインタビューでこんなことをもらしている。 「初めから期待しないようにしています。僕じゃなくっても、ほかにいい人いるだろうって」 ウーム。どうやら、現在の“芸風”は意識して身につけている。この冷静さ、緻密さがあれば、当分“売れっ子”の地位は安泰だ。本職の俳優や司会者から見ても、人気を横取りされる心配はないから、「助っ人」として重宝される日が続く。 |
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