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【あの人は今こうしている】
2007年10月4日 掲載
伊藤咲子(アイドル歌手だった)

89年の結婚機に芸能活動を休止するも3年前にカムバック

 きょう登場の伊藤咲子さんは「スター誕生!」に合格し、74年に「ひまわり娘」でデビュー以来、アイドル路線を突っ走った。その容姿はヒット曲通り、まさに「きみ可愛いね」だったが、最近は消息を聞かない。今どうしているのか。

「おかげさまで、3年前にカムバックしてからは、歌謡ショーやテレビに出演させていただいてますし、去年はデビュー曲の『ひまわり娘』を音羽ゆりかご会の合唱団の子供たちと再録音しました。あと、今年は『歌謡曲だよ、人生は』ってオムニバス映画が昭和に残る歌謡ポップスの一曲として、ワタシの『乙女のワルツ』を選んで下さいましてね。映画館で舞台挨拶がてら歌った。これも初めての体験でした」
 京王線初台駅近くのスタジオで会った伊藤さん、こういってほほ笑んだ。
「これまではこれといったレッスンを受けず、自己流で歌ってきたでしょう。で、2年半前からは月に1、2回、クラシックの先生に歌唱法を教えていただいてるんです。それもあってか、声の調子は最高! 最近はどんなステージでも『ふるさと』を歌うなど、新しい試みにも挑戦してます」
 さて、彼女は74年、「ひまわり娘」でデビュー。スタッフと一丸となって日本歌謡大賞の最優秀新人賞を目指した。
「でも、最優秀賞は中条きよしさんと西川峰子さん。発表式の後、悔しくてトイレで号泣しました」
 その翌日から第1回日テレ音楽祭金の鳩賞にターゲットを絞った。
「ノボリを持って、全国行脚しました。毎日の睡眠時間は3時間がせいぜい。今みたいに深夜までやってる飲食店やコンビニがない時代だったから、夜遅くホテルに入ると、食べるものがない。睡眠不足は若さで補えたけど、ひもじいのはつらかった。それだけに『乙女のワルツ』で最優秀賞をいただいたときは、本当に本当にうれしかったですね」
 その後も「きみ可愛いね」「木枯らしの二人」「冬の星」「待ち合わせ」などヒットを連発。しかし、89年、10歳年上の居酒屋経営の男性との結婚を機に、芸能活動を休止。六本木で「chaki」なるクラブを始めた。
 ところが、92年に見つかった子宮筋腫が次第に悪化。01年、店を閉めた。

「手術を受け、病気は完治しました。それで念願の専業主婦だぁ、ってなったんですが、どこか物足りない。と、だんだん歌いたいという気持ちが強くなり、それがカムバックに結びつきました」
 ここでどうしても聞きたい件がひとつ。さんざん騒がれた城みちるとの仲だ。
「あら、今でも付き合ってますよ。ただし、家族ぐるみでね。この春、テレビの仕事で一緒だったとき、収録後、みちるの支払いでたっぷり飲ませてもらいました、ハハハ」
 小平市内にダンナとふたり暮らし。
 年末の12月8日、去年に続いて品川のホテルパシフィック東京で「伊藤咲子クリスマス・ディナーショー」を開く。



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